春はやわらかくて色目もきれいな野菜がいろいろ出回る季節。中でも身近で使いやすい春キャベツの風味と食感を生かし、簡単に作れて美味しい一品を作ってみました。
鶏肉のコクとにんにくの香りで春キャベツの持つ甘みを引き出しながら、豆乳のスープで全体を優しくまとめます。彩りに赤パプリカとキヌサヤを使っていますが、冷蔵庫の中のありあわせの野菜でいろいろとアレンジが可能。この時期ならグリーンアスパラガスなどを加えるのもいいですね。鶏がらスープと塩だけのシンプルな味付けで、素材の持ち味を楽しみます。
清水順正おかべ家
調理部
久保 悠一郎
(4人分)
春キャベツ
・・・・・
8枚
鶏もも肉
・・・・・
約250g
キヌサヤ
・・・・・
8枚
赤パプリカ
・・・・・
1/2個
にんにく
・・・・・
1片(みじん切り)
サラダ油
・・・・・
大さじ1
塩
・・・・・
小さじ1/2
【A】豆乳
・・・・・
200cc
【A】酒
・・・・・
大さじ2
【A】鶏がらスープ
(顆粒)
・・・・・
小さじ1/2
(1)
キャベツは洗って手で6〜7cm角に千切る。赤パプリカは中のわたを取り、食べやすい大きさに切る。
(2)
鶏肉は余分な脂を取り除き、2cm角に切る。
(3)
フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、にんにくのみじん切りを香りが立つまで炒める。
(4)
3
に
2
の鶏肉を加えて軽く焼き目がつくまで炒め、
1
のキャベツを加えてしんなりするまで炒める。
(5)
1
のパプリカを加えて軽く炒め合わせ、【A】とキヌサヤを加えて一煮立ちさせる。
(6)
塩を加えて味を整えたら完成!
春キャベツは手で粗く千切り、加熱時は火を通しすぎずに歯ごたえを残しましょう。パプリカの内側のワタは丁寧に取り除いた方が味も食感もよくなります。