あまり知られていないですが、鰻の旬は冬。体を温めてくれる食材でもあります。そんな鰻とお豆腐を使ったはさみ揚げを今回はご紹介します。この料理は、昔から食材同志の相性が抜群で「出会いもん」とも呼ばれる黄金の組合せを楽しむ一品です。ポイントは、鰻とお豆腐をしっかりくっつけること。揚げている最中に型崩れを起こしては台無しですからね。今回は、山椒塩で供しましたが、アレンジとして、生姜あんや天出汁をかけていただくのもおすすめですよ。
南禅寺順正 調理部
池本 哲也
(2人分)
木綿豆腐
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一丁
鰻蒲焼き
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1本
チャービル(香草)
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適量
白葱
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1本
焼海苔
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1枚
片栗粉
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少量
レモン
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1/6切
山椒塩
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少量
(1)
豆腐を1p幅の帯状にスライスし、断面を上にして、キッチンペーパーではさみ重石をして水気をよく切る。水が切れたら、片面に片栗粉をまぶす。
(2)
鰻のかば焼を豆腐と同じ大きさに切り、キッチンペーパーではさみ、少し指で押して潰しておく。
(3)
2の鰻にも片栗粉をまぶして豆腐の間にはさむ。この時豆腐は片栗粉がついた面を内側に。
(4)
3を2p程度の幅に切り、焼海苔の帯で巻いて留める。
(5)
天ぷら衣にくぐらせ、そろりと油に入れ揚げる。器に盛り付け、チャービルと白葱を添えて出来上がり。
鰻を潰しておくことがこの料理のポイント。こうすることで、お豆腐とくっつきやすくなります。