いつしか入道雲も去り、爽やかな秋空の季節がやって来ました。夏の暑さですっかりなくなっていた食欲も復活。目に、舌に、うれしい旬の食材が揃いました。海の幸は雲丹、ふかひれ、三大珍味のキャビア。山の幸は「待ってましたッ!」と声の掛かりそうな松茸。素敵な食材に鍛えた技と遊び心をいかし、さぁ、ほうらく焼きから温かな湯気が…。

*献立は旬に合わせ、月に2度変わります。
 
【焼き物】
  香り高い松茸、秋ならではの銀杏に、車海老、はまぐり、素材の持ち味をひきだす「ほうらく焼き」にしました。すだちを絞ってお召し上がりください。


【先付】
  下地はふわふわの豆乳ゼリー。その上に雲丹やキャビアをのせ、葛のとろりとしたダシをかけました。ワサビの薬味で食べる、新たなキャビアの楽しみを。
 
【造り】
  ジューシーなグレープフルーツを切って、香り放つ上に薄切りの大根をのせ、伊勢海老、鮪、かすかに炙った海老を並べました。さざんか、花穂、紫蘇をそえて。